ぼんやり教師のぼんやり日記

大阪のとある高校のとある家庭科を担当しています

【家庭基礎】合同授業①(パワポ)

お久しぶりです。

 

うちの職場は、現在、中間考査中です。

こんなときに少し充電しています。

 

中間考査前、諸事情があり、2クラス合同で授業をすることになりました。

 

大きな部屋(視聴覚室)での授業だったので、パワーポイントで授業でした。

 

どなたかの役に立てば、と思い、アップします。

 

 

170509 家庭基礎 合同授業①.pptx - Google ドライブ

 

また同じくパワーポイントで授業されている方がいれば、情報交換したいですね(^-^)

 

今日もありがとうございます。

【家庭基礎】絵本読み聞かせ

みなさんは、授業のはじめは、何をしていますか?

 

高校は、教室を教師が移動します。

 

僕なら、黒板の端に、授業のルールを掲示します。

 

黒板が前の授業であれば、黒板消しで消します。

 

ストップウォッチを1分にします。

「授業の準備の確認をお願いします」と声をかけてから、ストップウォッチをスタートさせます。

 

 

 

そのあと、今年度も授業のはじめは、絵本読み聞かせです。

 

 

高校生も「拍手の練習」をニコニコしながらやります。

手のひらを見せているとき、拍手。

手のひらを隠したら、拍手をやめます。

 

これで、無駄な指示が減るように思います。

 

だんだんと授業に向かうスイッチが入るような感じにイメージしています。

 

もちろん、気分でないこともあります。

そんなときは、「ゼロ」にならない。を大切にします。

小さな拍手でもOK。最近は、拍手のイメージでもOKと伝えています。

 

さて、ここまでの絵本は、こんな感じです。

 

 

第1回は、「勇気」(バーナード・ウェーバー

 

第2回は、「パイルドライバー」(長谷川集平

 

第3回は、「こんもりくん」(山西ゲンイチ)

 

第4回は、「うどん対ラーメン」(田中六大)

 

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第5回は、「きみはしっている」(五味太郎

 

こんな感じです。はじめは、笑いがあり、へぇ~って絵本に興味をもってほしいレパートリー。そして、絵本に吸い込まれる、ストーリーに引き込まれる感じをめざします。

 

「なんか絵本ってだるーい・・・」にならない選書が必要に感じます。

 

けれど、難しく考えず、生徒のリクエストも聞いてみたり、休み時間に「どんな絵本が好き??」って聞いてみたりします。

 

高校生と話していて、印象に残ることは、小学校を含めた、それ以前の絵本の体験です。

 

小学生時代にさかのぼれば、「スイミー」「大きなかぶ」「ろくべえまってろよ」「スーホの白い馬」など、教科書に登場する絵本も、とても印象に残っているようです。

 

次は何を読もうかなぁ~とわくわくします。

 

何かおすすめがあれば、お教えください。

 

 

 

今日もここまで読んでくださり、ありがとうございます(#^^#)

 

【家庭基礎】授業ノート寄付制度

僕の授業ノートは、基本的な板書は、年度始めにできています。

最近の話題も盛り込まれるのが、家庭科です。

けれど、やっぱり原則は変わらないということです。

授業ノートも同じです。

 

授業を進めていて、「これは昨日のニュースでやっていたなぁ」「生徒の意見を聞きたいなぁ」など、そのときに思いつくこともあります。

 

こんな時は、授業ノートの内容に追加して、小さな字や色ペンで記入してもらいます。あとで他のクラスとの違いが出るからです。

 

それが日々くり返されていくと、素敵な授業ノートになるはずです。

 

これはきっと他の先生方も実践されていると思います。

 

 

僕はこれに合わせて「後輩への授業ノート寄付制度」を説明しています。

 

年度終わりに、全体に向けて、授業ノートの寄付を案内します。こんな感じです。

 

「1年間、めちゃくちゃ最高な授業ノートをつくってきました。その授業ノートは、きっと1年間のあなたの頑張り、意見、感想、クラスのみんなからのメッセージがあるでしょう。一生使えるノートをめざす、その通りになったと思います。僕の一番の思いは、一生あなたに使ってもらうことですが、もしよければ、後輩へ寄付をしてくれませんか?みんなの頑張りがモデルになるはずです。よろしくお願いします。」

 

こうして、ノート寄付制度をやり始めたのは、初任校でのお話。

 

「先生、一生使えるノートができた思うけど、捨てるかもしらんなぁ…引っ越しするかもしれないし・・・とつぶやく生徒。「よし分かった。じゃあ、こんなにきれいに丁寧に作ってくれたノートは、後輩に紹介してもいい??」「いいよ」「ありがとう!」

 

 

ということで手元には毎年5冊程度が寄付で集まります。

 

その生徒がそう言ってくれなければ、残らなかった授業ノートでした。

 

今でも卒業生に出会うと授業ノートを覚えてくれている方もいて、とても嬉しいです。

 

今日、5月末から教育実習に帰ってきてくれた卒業生と出会いました。実はその生徒からも、授業ノートを寄付してもらっていました。

 

まだまだ整理できていなかった授業ノート。その卒業生の頑張りが詰まった授業ノート。

 

今の職場に来て、6年目。何かつながった瞬間でした。まだまだ先の教育実習ですが、僕が担当しているクラスのHRに来るそうですので、その話をしてみたいと思います。

 

長文失礼しました。読んでいただいて、ありがとうございました(^^♪

【家庭基礎】めちゃくちゃ最高な授業ノート③

第4回になった家庭基礎。お箸の神様は、タイムキーパー。
絵本の読み聞かせは、「勇気」「パイルドライバー」「こんもりくん」「うどん対ラーメン」と4冊目になりました。
 
今日の流れです。
 
・絵本読み聞かせ(拍手の練習→)
 「うどん対ラーメン(田中六大、講談社)」
・お箸の神様
・ペアトーク(前回の続き、30秒×5回)
 テーマ「自己紹介(名前と出身中学校など)+好きな食べ物」
・ノート作りのインストラクション
「今日からノートをつくります。今までノートは、書くものだと思っていた人もいると思いますが、ノートは作るものです。プリントを貼ったり、作品を貼ったり、もちろん板書を書き写すこともありますが、クラスのみんなからコメントをもらうこともあります。だから、この1年間で、一生使えるノートを作ることが授業ノートのテーマです。今、ここにある先輩たちの授業ノートのように、めちゃくちゃ最高なノートのつくりませんか。」
めちゃくちゃ最高なノートの作り方
 ・プリントから視写(見て書き写すこと)
 ・文字は、ゆっくりじっくりと書き写す
 ・3秒で5文字くらい
 ・大きな文字は、2行分で書く
 ・ノートと鉛筆と足跡のイラストは、色のペン
 ・書けたら、全体を見る(俯瞰すること)
  ※時間が足りない場合は、次回までに書いておく
   または次の時間が始まったら、先に始めておく
ノート小点検
 ・ノートを教卓に持ってきてハンコをもらう
 ・ノートを点検者に見えやすいように工夫
 ・足りていなければ、席に戻り、書く
「ノート小点検は、個人面談」
気持ちを合わせて、点検する
「いいね」の使い方→「〇〇がいいね」などをめざす
 
今日も読んでいただき、ありがとうございました(#^^#)

【学級経営】振り返りジャーナル

学級経営に、振り返りジャーナルが欠かせなくなりました。

 

子どもたちの思いや日常を話すことだけでなく、書くことでつながることができないか。とそんな風に思う先生方は多いはずです。自分を振り返ると、「先生あのね」をある学年でやっていました。日記のような振り返りのようなものだったと記憶しています。

 

現在でも、交換日記に取り組んでおられる先生方も多いはずです。高校でも実践できないかと思ってであったのが、「振りかえりジャーナル」です。PA(冒険教育)にルーツをもつ僕は、「振りかえり」が大事なキーワードになっていました。そして、ジャーナルというネーミング。ほんとうに秀逸です。

 

「振り返りジャーナル」は、毎日の振り返りを習慣化するノートです。そ のままでは忘れてしまう日々の出来事を1日の最後に丁寧に振り返ります。詳しくは…

 

 

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ちなみに僕のセットは、以下のような感じです。

 

そして、かわいいハンコのレパートリーもこんな感じです。よく使うのは、太陽のハンコです。にっこりと笑顔のデザインが、ジャーナルの文面に花を添えます。

 

他のハンコは、時間のないときに、さっと見ました!のサインのためです。最近は、すぐに読み通すようにしているので、太陽ハンコのみです。

 

 

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高校は、担当している授業で振りかえりジャーナルを活用していますが、時間割の関係で、週1回です。そんな中でも、毎回の授業で振りかえりをしています。はじめのうちは、雲をつかむようですが、まずは2週間取り組んでみてください。おどろきの効果があります!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました(*^^)v

 

 

【家庭基礎】ペアトーク ローテーションポスター

授業中に、豊かな対話の時間があるといいなぁ。

そして、そんな教室は、本当にあたたかくて、素敵な教室。

 

コミュニケーション力を育む…と言われ続けて早何十年。

きっと学校以外でも同じように取り組まなきゃ、と焦る気持ち。

けれど、実際の活動としては、システム化されていなくて、なかなか踏み出せない現状かもしれません。

 

先日は、ペアトークのインストラクションをブログに書きましたが、話して聞いてもらう授業は、そもそも1対大勢になっています。そこで、ペアトークのローテーションは、ポスターになれないかと書いてみました。見えにくいところもありますが、どうぞ。

 

 

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どんどんやってみる。

教師はある程度の見通しをもち、安定的に立つ。

がちゃがちゃでもOK。見通しをもち安定的に立つ。

 

できれば、学年や他の教科の先生も巻き込んでやるといいけれど、それがビックチャレンジな方も。

 

そんなときは、きっとモデルの提示が必要なんだと思います。

 

ペアトークの男女の気まずさ、うまくいかないときの微妙な空気…

 

ぜひミニホワイトボードや4つのコーナーと組み合わせて、浅く広いテーマからがおすすめです。

 

(浅く広いテーマの例)

・好きな食べ物

・朝ごはんに食べたもの

・好きなおかし

・好きな音楽

・やってみたいこと

・昨日見たテレビ番組

・好きなタレント

・好きな色 など

 

はじめは、30秒~1分で、慣れてきたら、3分をめざします。

オープンクエスチョンの練習もしたいところですが、それはまた次に。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

【家庭基礎】ペアトーク

家庭基礎の授業は、第3回に。

 

授業ノートは、まだまだ充電中です。

 

今日からペアトークをスタートしました。

 

インストラクションは、こんな感じです。

 

「高校生活が始まって、約2週間です。このクラスは、1年間をともにする運命によって集められたクラスなんですよね。そのご縁のあるクラスのメンバーの全員と話した人いますか?もしまだいなければ、ぜひチャレンジしてほしいです。昨日テレビでやってたけど、社会人に必要な力は、『コミュニケーション力』だって。今日からちょっと授業でやってみます。でも、緊張するよね。だから、初めは浅くて広いテーマから話します。試しに『好きな食べ物』でやります。これは4つのコーナーでやったよね。その時に書いた食べ物でもいいし、今考えもいいです。」

 

 

「それじゃ、このポスターのように、ペアトークをします。1.テーマについて話します。2.へそとへそを向かい合わせて話します。3.うんうん、わかる、なるほどのあいづちの技も使います。4.時間が来たら、交代します。こんな感じです。じゃあ、モデルを見せます。(お箸の神様)〇〇さん、お願いします。(パチパチ(拍手))はじめにじゃんけんをします。勝った人から話しだします。話し終えたら、次は負けた人の番です。『私は、〇〇です。〇〇の~~なところが好きです。よろしくお願いします。』『僕は〇〇です。〇〇の~~が一番好きです。よろしくお願いします』今日ははじめだから、1ペア=1分にチャレンジします。じゃあ、やってみますね。」

 

 

高校生の教室は、ともすれば、シーン、チーンとなってしまいます。

 

が、このペアトークは、「えー!!!」と言うものの、教室が華やぐ、アクティビティの一つです。

 

 

今日は、授業ノートの空いているページに、

「第1回ペアトーク 『好きな食べ物』(1分×10回)」

「感想」

を書き込みました。

 

「感想」は、「楽しかった」「おもしろい」だけでなく、「〇〇の~なところが、とても楽しかった」みたいな感じでお願いします。と伝えました。

 

 

明日は、他のクラスでペアトークをします。

次は、その掲示ポスターをアップします。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。