【家庭基礎】授業ノート寄付制度
僕の授業ノートは、基本的な板書は、年度始めにできています。
最近の話題も盛り込まれるのが、家庭科です。
けれど、やっぱり原則は変わらないということです。
授業ノートも同じです。
授業を進めていて、「これは昨日のニュースでやっていたなぁ」「生徒の意見を聞きたいなぁ」など、そのときに思いつくこともあります。
こんな時は、授業ノートの内容に追加して、小さな字や色ペンで記入してもらいます。あとで他のクラスとの違いが出るからです。
それが日々くり返されていくと、素敵な授業ノートになるはずです。
これはきっと他の先生方も実践されていると思います。
僕はこれに合わせて「後輩への授業ノート寄付制度」を説明しています。
年度終わりに、全体に向けて、授業ノートの寄付を案内します。こんな感じです。
「1年間、めちゃくちゃ最高な授業ノートをつくってきました。その授業ノートは、きっと1年間のあなたの頑張り、意見、感想、クラスのみんなからのメッセージがあるでしょう。一生使えるノートをめざす、その通りになったと思います。僕の一番の思いは、一生あなたに使ってもらうことですが、もしよければ、後輩へ寄付をしてくれませんか?みんなの頑張りがモデルになるはずです。よろしくお願いします。」
こうして、ノート寄付制度をやり始めたのは、初任校でのお話。
「先生、一生使えるノートができた思うけど、捨てるかもしらんなぁ…引っ越しするかもしれないし・・・とつぶやく生徒。「よし分かった。じゃあ、こんなにきれいに丁寧に作ってくれたノートは、後輩に紹介してもいい??」「いいよ」「ありがとう!」
ということで手元には毎年5冊程度が寄付で集まります。
その生徒がそう言ってくれなければ、残らなかった授業ノートでした。
今でも卒業生に出会うと授業ノートを覚えてくれている方もいて、とても嬉しいです。
今日、5月末から教育実習に帰ってきてくれた卒業生と出会いました。実はその生徒からも、授業ノートを寄付してもらっていました。
まだまだ整理できていなかった授業ノート。その卒業生の頑張りが詰まった授業ノート。
今の職場に来て、6年目。何かつながった瞬間でした。まだまだ先の教育実習ですが、僕が担当しているクラスのHRに来るそうですので、その話をしてみたいと思います。
長文失礼しました。読んでいただいて、ありがとうございました(^^♪