ぼんやり教師のぼんやり日記

大阪のとある高校のとある家庭科を担当しています

【学級経営】ねじを巻きなおす

この週末、入学式・始業式から突っ走ってきた教師のみなさんは、充電の週末になったのではないでしょうか。地域によっては、学級参観日の学校もあったようです。また明日から新しい1週間がはじまります。

 

さて、世界最高の学級経営を読んでいます。つながりのある先生方も、読了されていたので、手に入れました。もちろん日本の現場とは違いますが、そこの流れている子どもたちの未来は、きっと共通するテーマだと思います。

 

これから一気に読了したいと思います。この本で読書会ができたら、おもしろいだろうな。と企んでいます。

 

続きを読みます~

www.toyokan.co.jp

【家庭基礎】お箸の神様

 

家庭基礎の第1回が終わりました。

年度始めの変則時程で、45分授業。

通常授業の1限目。4階HR教室。いろんなことが重なる年度始め。

 

授業は、先日のブログのように進みました。

タイムキーパーは、終了時間5~10分前になると、僕に時間を知らせてくれる係です。こんな感じのインストラクション。

 

「授業があと少しで終わるなぁ、っていうときに、急に板書を進める先生ってどう?なんかお手洗い行きたいし、友達に伝えたいことあるし、先生に呼ばれているし…休み時間は休み時間したいよね。だから、授業延長はしません。でも、僕も一生懸命話しているとついつい時間を忘れることがあります。そんなとき、教室の前、つまり僕の頭の上にある時計を見ているのは、みんなですよね。終わる◯分前になったら、『あと〇分です!』って伝えてもらえませんか。これで、みんなと僕がタイムマネージメントすることになりました。よろしくお願いします。」

 

素直に「やります!」って1回目はならないので、そんなときは、「お箸の神様」です。それっぽく、割りばしを箱に入れておきます。表に「お箸の神様」って書いておきます。

 

高校生であっても、思わず係を引き受けちゃうこのアクティビティは、なんとなく面白くて、なんとなく諦めて引き受けちゃいます。

 

時と場合によりますが、いつでも使えるアクティビティです。

 

明日は、第1回を2つのクラスで授業します。少しずつブラッシュアップします。明日は、4つのコーナーについて、じっくり振り返ろうと思います。

 

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【家庭基礎】めちゃくちゃ最高な授業ノート

毎年、授業を進めていくうえで、ノートかプリントか。

学びの記録をのこす方法は無限にあるけれど、その方法は、10年ほどノートです。

 

「ノートを書けよ~」で書ければいいのですが、ここにいくつかの仕掛けがあることに気づきます。やはり①価値を丁寧に伝える、②チャレンジとして提案する、の2つが大事なように思います。

 

「1年間でめちゃくちゃ最高な授業ノートをつくる!」

ノートを「書く」を「つくる」に変えるだけで、うまくいくように思います。

 

今年もチャレンジです。

【家庭基礎】1回目の授業

【1年「家庭基礎」】
出欠確認

授業の流れ
1姿勢の確認(聴く姿勢)...
2タイムキーパーの設定(時間は命=生きること)
オリエンテーションの意味(方向づけ=目的と目標)

絵本読み聞かせ(「勇気」バーナードウェーバー
・拍手の練習

好意的な聞き手(うんうん、わかる、なるほど)

自己紹介(KP法)
1名前・フリガナ・生まれた月日
2所属(1年○組△番、担任、出身中学校)
3好きな食べ物 ベスト3
4「家庭基礎」の意気込み、よろしくの言葉

4つのコーナー(A5白紙)

次の時間の予告
・授業ノートは用意します
・筆記用具(黒と色ペン(赤ともう1色)、消しゴム)

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今年の授業の計画を

  1. 1年「家庭基礎」(2単位)
    年間指導計画(案)
  2. ・年間を通じて
    1 授業ノートをつくる(思考の言語化)...
    2 絵本読み聞かせをする(はじめの5分)
    3 授業ノートを点検する(一人ひとりとの対話)
    4 ペアトーク(浅いテーマ→深いテーマ)
    5 グループワーク(協働学習、課題解決)
  3. ・学期ごと
    【1学期】※18〜20時間、定期考査含む
    1 人の一生
    2 子どもの発達と保育
    高齢
    4 共生※防災ワークショップを含む
  4. 【2学期】※22〜24時間、定期考査含む
    1 食生活※調理実習2回
    2 衣生活
    3 住生活
    ※すべてに環境分野を含む
  5. 【3学期】※10〜12時間、定期考査含む
    1 消費生活と環境
    2 家族と家庭
    3 まとめ
  6. ・授業全体のテーマ
    「『めちゃくちゃ最高の授業』をめざす」
    「一生懸命に『生きること』を考える」